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大晦日

そんなわけで、せっせと大掃除をしています。
掃除をすると、運が良くなるとかいいますが、その理由もちょっとわかるなあ。
掃除をして整理整頓をすると、たとえば無駄が発見される。甜面醤が、冷蔵庫と食品貯蔵棚と、調味料棚にあるとか。無いと思っていた片栗粉が、引き出しの隅から発見されるとか。
台所用品くらいだとたいした額でもないけど、たとえば無駄なキャッシュカードを解約するとか、銀行口座を解約することでの無駄は結構馬鹿にならない。整理整頓することで、金銭的な運が良くなることは確かですね。
金銭面だけでなく、整理整頓すれば、何かを探す、そうした時間も省ける。さらに、いらないものを抱えているという気分的な重さとか、自分の知らないスペースがうちの中にあるという落ち着きのなさが解消される。さらに、いつかここを綺麗にしなきゃ、という強迫観念からも自由になる。
その清清しいこと。
そうした小さなことの積み重ねが、物事をいい方向へと変えていくのではないか、と思います。掃除で運が良くなる、というのも、満更嘘ではない、と思います。

まあ、常に身奇麗にしている人にはわからないかもしれませんけど、なにせ忙しいことを口実に、掃除も、整理整頓もさぼりまくって幾星霜。我が家はいろいろ掃除のし甲斐があります。この掃除熱が盛り上がっている間に、頑張って家中を片付けよう。

片付いたら、きっと人を呼びたくなるだろうな。今までは人を呼ぶとなると、まず掃除しなきゃ、という脅迫観念でうんざりしていた。家が綺麗になれば、人を呼ぶことも億劫でなくなる。これで交際運もよくなる、というわけですね。
家中を片付けて、2008年はすっきりした気持ちで物事に取り組みたいと思います。
来年もよろしくお願いします。

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「日経」夕刊に載りました

冬休みに入って、息子や夫とパソコンを取り合う日々。おちおち更新もままなりません。仕方ないので、家中、大掃除をしております。やり始めると綺麗になっていくのが嬉しくて、毎日掃除をしているのですが、馴れないことをやるとくたびれますね。それに、久しぶりの大掃除なので、やるべきところも多く、今年中には終わりそうにありません。ああ、疲れた。

ところで、12月26日の日経夕刊、ジャーナリストの池上彰さんの読書日記で「ブックストア・ウォーズ」を取り上げていただきました。
池上さんがどういう経緯で私の本に目を留めてくださったのかはわかりませんが、池上さん自身も本屋がとてもお好きで、本屋の品揃えとか本の並びに関心のある方だそうです。おそらくそれで私の小説に何かを感じて手に取っていただけたのではないでしょうか。
「本が大好きな女性の思いが伝わる」と書いてくださっていいます。それは登場人物だけでなく、私自身のことでもあるので、とても嬉しく思います。
本屋好きな人は関心を持ってくれるのでは、と思いながらこの小説を書いていましたが、ようやく、そういう人たちにも届き始めたのでしょうか。
年末、思いがけず、嬉しい記事を読ませていただきました。

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掃除

そんなわけで、大掃除はもちろんやっていません。
クリスマスツリーも飾っていなけりゃ、正月の準備もまったくしていない。きっと、今年のおせちはデパ地下で適当に買ってすませるだろう。
現実生活のなんて面倒なこと。

なんて思いながら、昨日テレビを見ていたら、松居一代さんが出ていた。お掃除タレントでブレイクしている人だ。彼女の手にかかると、汚い部屋がどんどん片付いて行く。
うらやましいな。自分が出来ない分、生活能力の高い人を見ると、本当に感心する。
それに松居さんのいいところは、実に楽しそうに掃除をしているところだ。ああなると、むしろ家事というより趣味。そう、趣味だと思えば、家事も苦にならないのだろうか。

刺激されて、台所の排水口を掃除してみる。そういう部分はどこまで掃除をしていいのかよくわからなかったのだが、テレビで見たように排水口にかぶさっている蓋をはずしてみる。裏側を見ると、水垢の固まりがべろり。うわー、汚い。なんとなく排水口の周りが匂うような気がしていたが、これが原因だったのか。ごしごし洗って汚れを落とす。ついでにシンク周りも古ハブラシでこすってみる。どんどん綺麗になるので嬉しくなる。10分こすっただけで、シンク周りがすっきりした。

こんな風に思い立った時に、汚れた部分を手を掛けるといいんだろうな。掃除しなきゃ、と構えるから辛くなるんで。原稿書きに疲れた時に、ちょっと気分転換。そんなつもりでやるといいのだろう。会社員と違って家で仕事している分、ながらで家事をすることも可能だし。掃除が趣味、そんな風に思えるようになったらいいだろうなあ。などと汚い部屋を見回しながら思うことでした。

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年末

用があって郵便局に行ったら、すごい混雑で驚いた。
今さらだけど、年末なのね、と今年、初めて実感する。

家に篭って原稿書きをしていると、そういう現実感がどんどん薄れていく。
というか、どんどん現実のことがめんどくさくなっていく。どうでもよくなっていく。小説を書いている間は、頭が別の世界に行ってるので、まともに生きている感じがしない。そうなって初めて作品に集中できているということなので、仕事的には悪いことではない。
とはいえ、主婦なので、夕方になるとご飯の支度が待っている。掃除はさぼりがちとはいえ、食器洗い、ゴミだしや洗濯、アイロン掛けは毎日ある。めんどうというより、そのために集中が途切れるのが辛い。原稿書きが辛いのは、集中を持続し続けることなので、一度集中したら出来るだけ長く持たせたい。それが出来ないのが辛い。結果、原稿も家事も中途半端になっている気がしてしんどい。

まあ、これははるか昔から既婚の女性作家の共通の悩みではあるんですけどね。田辺聖子さんも、家事をしなくてもいい男性作家がうらやましいという様な事を、冗談まじりにエッセイに書かれている。
作家の中には、どこかにカンヅメになってホテルや旅館に篭る人もいる。現実生活から自分を切り離し、小説に没頭するためだ。村上春樹さんなどは執筆期間は日本を脱出するそうだ。優雅だなあ。
パリの小さなホテルを借りて執筆三昧。疲れたら異国の地を気ままに散策する。馴染みのカフェが出来て、毎日そこを訪れていると、お店の人とも親しくなって声を掛けられる。
「あなたはここで何をしているんですか」
「原稿を書くために、しばらく滞在しているんですよ。日本は賑やか過ぎて仕事にならないんでね」
なあんてね。いいなあ、そんな生活。

なんて夢想しているうちに、今週末からは息子たちも冬休み。今年こそは冬休みと原稿書きの時期を重ねないように、と思っていたのに、やっぱり駄目だった。子どもの長期休みに仕事をするのはとても苦しく、ことに冬休みはクリスマスだ、正月だで世間的にも浮かれる時期。抵抗して原稿書きに没頭するのは不可能に近い。今からあきらめモードに入りつつある。その期間休むと、調子戻すのに時間かかるだろうなー、やれやれ。
まあ、今回乗り切れば、来年はもうちょっとメリハリつけたスケジュールだてができるはず。春、夏、冬は、原稿書きのピークと重ねない。少なくとも、冬休みは休む。世間様に歩調を合わせて楽しく過ごす。それを励みに、今回はとにかく乗り切らなきゃ。

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「本が好き!」に載っています

光文社の「本が好き!」最新号の「33人が選ぶ今年読んだ最高の1冊」に原稿を書かせていただきました。

私の今年最高の1冊は、以前ここにも書きましたが、岸本佐知子さんの「ねにもつタイプ」。今年どころか、ここ数年読んだなかでも、最も衝撃を受けた本である。私自身の狭いエッセイ観を覆すような、独創性と豊かな想像力に満ちた本だった。私の中で、森茉莉さんのエッセイとどちらがいいか決められないくらいの存在である。
正直に言えば、これを単行本で一気読みしたことはたいへん悔やまれる。1篇1篇は短いが、長い時間を掛けて生み出されたものだとわかるだけに、少しづつ、それこそ上等のお菓子を毎日一粒づつ味わうように、じっくり読みたかった。このエッセイを雑誌で読んでいた読者がうらやましい。

まあ、そんなわけで、「今年最高の1冊」と言われれば、これしか考えられなかった。迷いがないから、原稿もすんなり書けたのだけど、掲載誌が送られてきて驚いた。33人中、最初に私の原稿が掲載されているのですね。名前のあいうえお順なので、そうなるのですけど、同じ「あ行」に有栖川有栖さんもいたりするので、ぎょっとしました。
私の原稿はともかく、著名な作家や評論家の方たちが、今年どんな本を面白いと思ったのか。雑誌や新聞でも、いろいろ本のベスト10を掲載する時期ですけど、ベストセラーも文学賞も関係ない、それぞれが思い入れのある1冊を理由とともに挙げているので、ブックガイドとして読んでも面白いものになっています。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

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昔の仕事仲間

昨日の朝、新聞のテレビ欄を見ていたら「王様のブランチ」の中に「犬養裕美子おすすめ、この冬食べたいおでん」とある。実はちょっと前からこの犬養裕美子さんという名前に引っかかっていた。昔の仕事仲間じゃないかな。
それで番組を見て確かめてみました。やっぱりそうでしたねー。

大学卒業して初めてかかわった雑誌、フリーライターとしての私の出発点は情報誌「アングル」。「東京ウォーカー」の元祖みたいなタウン誌で、町やお店の情報を中心にした月刊誌だった。その編集部に犬養さんもライターとして在籍されていたのである。確か年もかわらないと思うのだけど、犬養さんは学生時代から仕事をされていて、すでにムック1冊を仕切るくらいの活躍をされていた。私も2,3度、犬養さんの下で、スイーツの取材などさせていただいた。その頃、犬養さんに
「どうしてこの仕事を選んだのですか?」
と聞いたことがある。犬養さんは
「昔から自分でお店を探して、どこの店にこんないいものがあるよ、ってみんなに教えてあげるのが好きだったの。それの延長みたいなものね」
というようなことをおっしゃった。私は、お店の取材はあまり好きではなかったので、犬養さんの発言にちょっと感動した。こういう人が、情報誌に向いている人なんだな、と思った。

その後、私はアニメ雑誌の仕事が忙しくなり、情報誌からは離れてしまった。それにはいろいろ経緯もあるが、お店の取材よりも何かを作る舞台裏を取材する方が自分にはあっている、と思ったのだ(アニメがとくに好きというわけではなかった)。その頃はあまり意識はしてなかったけれど、犬養さんのなにげない言葉に、知らないうちに触発されていたのかもしれない。あの時の言葉をいまだに覚えているというのは、そういうことなんじゃないだろうか。

テレビで元気に活躍される犬養さんの姿を見ながら、そんなことを思っていました。

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「週刊朝日」に載りました

12月14日号の「週刊朝日」の斉藤美奈子文芸予報の欄で、「ブックストア・ウォーズ」を取り上げていただきました。かなり目立つ記事だったので、気づいて下さった方も多かったのではないでしょうか。

本文には、斉藤さんらしい、鋭い突っ込みもありますが、「書店員の仕事をちゃんと描こうとしている点に好感が持てる」と書いてくださっています。そのあと、本文中から引き写しがあるのですが、実はそこは自分でも気に入っているところ。もし、自分が本文のどこか1箇所を抜粋するとしても、同じ部分を出すだろうな。さすがに、読み手の方は鋭い、と思いました。

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「編集会議」

発売中の「編集会議」に「ブックストア・ウォーズ」の紹介記事が載っています。

小さい記事ですが、カラーで、本もちゃんと読んでくださったことがわかる文章でした。
以前、こちらの雑誌でインタビューをさせていただいたことがあり、その縁で今回も載せてくださったのだと思います。ありがたいことです。

ところで、いただいた掲載誌をぱらぱらめくっていたところ、ある写真の男性に見覚えが。
作家の盛田隆二さん。
おかしいな、自分が編集者時代にはお会いしたことがない人なのに。どこでお目にかかったのだろう。
不思議に思いつつ、盛田さんのプロフィールを読んでわかりました。盛田さん、かつては情報誌ぴあにいらしたのですね。
もう20年以上も前になりますが、大学2年の頃、私もぴあでアルバイトをしていました。まだぴあが小さくて、水道橋に会社があった頃です。その同じ時期に、盛田さんは社員として在籍されていたのですね。おそらく同じフロアで働いていたと思うので、お顔に記憶があったのでした。直接の担当編集者ではなかったし、言葉を交わしたこともなかったので知り合いともいえないのですが、編集者から作家に転身された大先輩ですし、こうした形で近況を知るというのは不思議な感じがします。

まあ、業界歴が長いと、いろいろありますね。

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シティリビングに紹介されました

前作、「辞めない理由」をシティリビング関西版に紹介していただきました。

こちらは「書店スタッフイチオシ!」というページで、紀伊國屋書店本町店の百々典孝さんの推薦の1冊として紹介されています。

百々さんと言えば、昨年、関西に営業で回った時にお会いした書店員さん。この店には私の本が入っていなかったので、編集者といっしょに営業トークをさせていただきました。我々の話を黙って聞いてくださった百々さんは、話が終わるとその場で30冊のご注文くださいました。その即決ぶりが、かっこいいなあ、と思っておりました。百々さんも私の本をぜひ読んでください、とお願いしていたのですが、ちゃんと読んで、心に留めてくださったのですね。

一度お会いした方と、こんな形でまたかかわりがあることを発見するのはほんとに嬉しいです。何か繋がっている、という感じがするし、仕事をしていればこそ、と思います。また、そのうち関西の書店に行けるといいな、と思います。

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